【ピカチュウ対戦チュウ!】初手ダイマライチュウ軸 最終181位-レート1644(最高1675)
はじめに
公式大会「ピカチュウ対戦チュウ!」に初手ダイマライチュウを軸に据えた構築で参加しました。
15戦終了時点でレート1675(当時75位)*1に到達しており、今回はやれるのではと思っていたところをその直後から強い方々に弾き飛ばされました。
最終は振るわずですが2週間考えていたので構築記事として残します。
ルール
『ポケモン ソード・シールド』の公式インターネット大会「ピカチュウ対戦チュウ!」のエントリーが、8月12日(金)8時59分まで受け付け中!
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) July 28, 2022
ピチュー・ピカチュウ・ライチュウだけが参加可能なシングルバトル!
「バトルスタジアム」から「インターネット大会」を選んで参加してね!#ポケモン剣盾 pic.twitter.com/1lWj9G6jwf
戦績
構築経緯
軸の検討
「先発ダイマ軸」「後発ダイマ軸」のどちらにするかをまず考えるにあたり、まずはそれぞれの長所・短所を考えました。
<先発ダイマ>
・長所
①相手に後れをとることが無い
②1ターン目に何もできず1匹倒されることがない
③ねこだまし打ってくれた場合が爆アド
・短所
①上手な相手にダイマをいなされると詰む
②こちらのダイマ終了後に出てくる積み技持ちのポケモンがしんどい
<後発ダイマ>
・長所
①相手の構成(ふうせん持ちの有無など)をわかった上でダイマを切れる
・短所
①相手が初手ダイマしてこなかった場合に、こちらからの圧が弱い
③序盤にみがわり・わるだくみをされるとかなり手遅れになりそう
理想は後発ダイマ軸だとは考えていましたが、そうした場合の短所の部分を克服できる型・立ち回りを思いつくに至らなかったため先発ダイマ軸で構築を作ることにしました。
初手ダイマックスするポケモンの検討
候補はピチューを除く3匹。
①でんきだまを持たせると一番火力を出せる
②耐久に振っていないとダイマしてもダイアースで1パンされる
初手ダイマで使うためには耐久に振る必要があるため、火力orすばやさを落とす必要があります。ダイマでの殴り合いで遅れを取るのではと考えました。
→採用見送り
検討時に、「非ダイマには強く出れる耐久寄りの初手ダイマ+積み技で後続を完封するライチュウ」といった構成に関して全く考えなかった点は考察が甘かったように感じます。
<初手ダイマ=ダイマ中に倒せるだけ倒さないとダメ>という発想に囚われていました。
①物理アタッカーのため、ダイアース合戦になっても後れを取らない
②襷・こらえるに対して、ダイナックルを打てばターンの無駄にならない
③あまえるがつらい
①ダイサイコで先制技を封じられる
②ダイマ中だと、襷・こらえるに何もできない
③ダイアースの打ち合いになった時がしんどそう
以上を踏まえて、ライチュウの方が初手ダイマの適正があるように感じたのでライチュウを使用することに決めました。
構築内容
ライチュウ
《調整》
S:最速ピカチュウ抜き
陽気で調整した場合のB耐久>腕白で調整した場合のB耐久
であったため性格は陽気
ダイマの殴り合いで負けないようにシュカの実を持たせました。非ダイマ時に相手の大アースを耐えることも多々あり、割と活躍していました。
ノーマル技枠は、のしかかりではなくギガインパクトを採用しました。あなをほる読みで、ライチュウの目の前で悠長に積み技を選択してくる相手に目にもの見せていました。
また、A+2のギガインパクトで耐久無振りのダイマピカチュウを飛ばせます。そのため、ピチューでのダイマ枯らしにはダイナックルを打つことを意識していました。
アンコールは全然活かせませんでした。初手ピチューに打てるねこだましでも入れておけばと大会中感じていました。
ピカチュウ
《調整》
S:最速ピチュー抜き
A:でんこうせっかの威力を最大にしたかったため特化
B:残り。ピカチュウ@でんきだまのA特化のしかかりを耐えます
ピカチュウ同時の殴り合いに負けないようにと調整しました。殴り合いには負けにくくなりましたが、きせきピカチュウが無理すぎて泣きました。
こうそくいどうを全く使わなかったので、代わりにアンコールを入れておけばと思っています。
ピチュー
《調整》
S:下方からじたばた打てた方が強いかもと思い下降補正
あんまり意味なかったです。
A:じたばた・ねこだましの威力を最大にしたかったため特化
B振りにすると、ピチューミラーでじたばたの威力がいい具合に上がらなかったためH振り
ダイマターン稼いでくれたらいいかな枠。ピチューの前で身代わりしてくるライチュウ対策としてアンコールを採用。しかし、思ったよりそんな状況にならなかったです。
立ち回り
初手から守られるのは事故だと思って、割り切ってました。
初手ライチュウ対面
1ターン目:ダイアタック
ダイマでの殴り合いになった場合は、ダイアタックorアースのより有利な方を打ち続けていました。ダイマ切らずにピチューに引いてきたりした場合は、ダイナックルでA上昇させることを心掛け、ダイマ後のギガインパクトに魂込めてました。
初手ピカチュウ対面
1ターン目:ダイアース
中途半端な火力で耐えられて、あまえる等されるのが一番嫌だったため。
耐久振りピカチュウでダイマを切ってきて、ダイマターンを3ターン使わされるのがとてもつらかったです。
初手ピチュー対面
1ターン目:ダイナックル
ダイマ切らずに威力200じたばたを受けるのが一番嫌だったため。ねこだましがあればと感じていました。
ダイマターンを枯らされるのはやむなしと考え、ダイマ後のギガインパクトに魂込めてました。
さいごに
最終2桁を目指して取り組んだつもりでしたが、上位の方々の発想には遠く及ばずという感じでした。
大会中盤、藤浪スピリットを宿したライチュウがコントロールを乱し、ギガインパクトをよく外すという事態ががありましたが、それ以外は事前に考えていた範囲のことは概ね実行できたのでよかったです。
*1:なぜなのか